黎明期の日本の歯科医師は虫歯を詰めたり被せたり、あるいは歯を抜いて入れ歯を作る事いわゆる「歯の大工さん」をおもな仕事としてきました。歯のかたちの回復はできたかもしれませんが、歯を全身とのかかわりを考えて治療をしていたでしょうか?
一般の外科や内科のお医者さんは患者さんがトラブルを訴えるとまず「なぜそうなったのか?」という理由を考え検査を行いその結果を診断材料としています。これがわかれば治療の80%は終わりのようなもの。あとの20%はどんな薬が効くのか、またはどんな手術をするのかを考えています。
患者さんを助ける上で一番大事なのは「診断」なのです。
本来、我々は当初の「歯科医師」でなくしっかり検査を行う「口腔科医師」であるべきなのです。
むし歯や歯周病の検査も「細菌検査」や「遺伝子検査」などの科学な検査を保険診療に収載しルーチンな内容とすることが急務です。