床矯正治療(ヨーロッパ発祥のできるだけ歯を抜かない矯正法)
歯並び、かみ合わせについて具合の悪いと思うことがありますか?
友達や近所の人から歯や口元を見られるのが気になりますか?
かみにくいと感じていますか?
歯並びやかみ合わせがだんだん悪くなっている気がしますか?
口を開けたり閉めたりする時に口が開けにくかったり、アゴの関節がに音がしたり痛みがありますか?
口をぶつけた事かありますか?
本人が治療をしたがっていますか?
保護者もお子さんの歯並びやかみ合わせを気にしていますか?
食事の時間が長くかかりますか?
食べ物に好き嫌いが多い方ですか?
当てはまるものがあればぜひ早めにご相談下さい
この矯正治療は、歯の表面に直接針金を張り付けて歯を移動する方法ではなく、入れ歯の様に洗って取り外しができる「床装置(しょうそうち)」と呼ばれる器械を使って、歯並びやかみ合わせの改善していきます。
動画でご紹介している様に、この床装置の中には小さなスクリューが埋め込んであり、こちらをご自分で少しずつ回していくことによって歯の並ぶスペースを確保します。
装置開始にかかる費用は上あごまたは下あごどちらかの場合で※10万円程度と比較的安価に始められます。
(※検査料金3万円と装置料金6万円(上か下どちらか一つの場合)+消費税)
資料をご希望の方には内容を説明した小冊子を差し上げています。
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床矯正研究会主幹の鈴木設矢先生と末廣院長
床矯正研究会主幹の鈴木設矢先生が、常に伝えておられる一番大切なことは
「どうして、歯ならびや噛みあわせがおかしくなってしまったのか?」
いわゆる「なぜ」を必ず考えることです。
今の歯並びやかみ合わせがおかしいのは、そこに原因があるのです。
その「なぜ」に早く気づいてもらうことで装置の使用と共に
改善のスピードが圧倒的に早くなります。
そして装置がいらなくなった後も良い状態が持続できます。
「なぜ」の一つに「食べ方が良くない」ところにあります。
ヒトをはじめとする動物は口から栄養を取っていますが、食べ物をおなかに送り込む前にはまず
1.口びるでとらえる(捕食)
2.かみ砕く (咀嚼)
3.のみこむ (嚥下)
の3つの過程があります。この過程に問題があると歯の並びやかみ合い方がおかしくなってしまいます。
たとえば「うちの子はご飯を食べるのが遅く、必ずお茶などの飲み物で流し込んでいるんですよ。」
というお子さんの問題は「歯がうまく使えないので飲み物で流し込まないとだめなんですよ。」
ということになるのです。
また正しい姿勢で食事や勉強をする習慣も大切です。
幼児は大人用のテーブル椅子に座っていては、まだ足がつかなのでまずつくようにすること。
なぜなら、猫背を助長しますので姿勢が歪んでしまって噛み合わせのズレを生む原因になるからです。
変な癖(爪かみ、指吸い、頬杖、腕枕など・・)も状態が悪い理由のひとつです。
本来のかむ力以外の外からの力がかかってしまうのでかみ合わせが狂ってくるのです。
したがって矯正開始に適している年齢は、以上の状況になりがちな幼少期から小学校低学年の5才から10才位の永久歯に生えかわるの時期のお子様になります。
もちろん大人の方でも床矯正は可能ですが、歯の重なりなどが強い場合にはどうしても揃えるために歯を抜かないといけない、さらに仕上げには歯に張り付ける針金が必要になるなどで子供よりも費用がかかることがあります。
したがって矯正専門を標榜されている病院にも相談をされることをお勧めします。
くわしくは、床矯正研究会のHPへ
<床矯正の生まれたききさつ>
元来、矯正装置は貴金属を使用する繊細で高価な器具でしたが、第一次世界大戦の敗戦した当時のドイツは賠償金の発生により、ナチスが歯科治療に対しぜいたく品(貴金属)の使用禁止令を出したため治療方法を換える必要がありました。そこで生まれたのが金属使用を減らした入れ歯型の装置「床装置」です。
したがって費用が安く抑えられるのです。